こんにちは、今日のブログを担当します村山です。
会計事務所に転職してきて1年が経ちました。本当に日々色々なことがあり、あっという間の一年でした。
今日は未経験で会計事務所に転職して、一年が経った私が感じたことを書いていきたいと思います。
まず、初めに1年間でどんな業務ができるようになったか羅列してみます!
①記帳代行入力
②給与計算
③決算申告
④納期の特例処理
⑤法人設立届出関連
⑥納税猶予等申請
⑦給付金関係申請
⑧確定申告
こんなところでしょうか。まだまだ難易度の高い処理はできませんが、一通りできるようになったのではないでしょうか。1年間を振り返ると結構色々学んできたのだな~と感じました。そんな中で転職してきて感じたことを3点書きたいと思います。
会計・税務を専門とする会計事務所では覚えなければならない知識が膨大だと感じています。
私は確定申告の繁忙期に入ったのですが、業務をする上で覚えなければならない知識はとても
多く、それを覚えなければ業務に支障が出ますので、勉強好きでないとなかなか厳しい世界だと思いました。
もちろん、基礎的な部分は先輩が教えてくれるため、仕事を進めることができるのですが、色々なお客様がおり、
状況も多様であるため、自分で調べたり、都度先輩に聞いたりする力が必要だと思います。
1年間はとにかく分からないことだらけで大変だったのですが、最近になって、1年前に学んだことの本当の意味が分かったり、知識と知識が繋がってきたりと発見があり、少しだけこの業界のことが分かってきたのかなと思います。
お客様の大切なお金の部分に関わる職種なので、重要性は大きいです。例え、前年とあまり変わらない財務状況であっても前年と違う部分があり、日々状況は変わるため、データをしっかり見て対応する必要を感じました。
なかなかお客様のニーズに合う提案をするのは、難しいのですが、何か有効な提案ができた際や難しい案件を解決できた際にはやりがいを感じられます。私はまだまだ勉強中の身ですが、こんな私でも感謝の言葉をお客様から直接聞くことができるのは、一般企業に勤めている時にはなかなか感じられない部分だったと感じています。
しかし、大切な部分に関わることだからこそ、間違いや勘違いによって処理が変わったりと、常に気をつけないとお客様の財産の損失に繋がる可能性があるため、恐ろしさも感じています。間違いがないようにチェックを怠らないことが重要なので、そういったことが苦手な人には向かないかもしれません。
会計事務所って、どんなイメージでしょうか??
保守的で古臭い感じのイメージを持っている方が多いのではないでしょうか。
これは、確かに合っているな、と入社してみて感じました。
入った当初はITツールなどあまり整っていなかったり、一般企業と比べるとかなりシステム面で遅れているな~と感じました。
しかし、入社してから色々なITツールは導入され、事務所が大きく変わりつつあります。会計事務所は一般的に規模が大きくはないため、意思決定者が多くありません。ですので、「変える」となったらスピードはかなり速いと思いました。これは今まで勤めてきた大企業とは本当に異なる部分です。やはり、1つ変えようと思ったら膨大な時間をかけて周りを説得していく必要がありました。そのために資料を作成して・・・・。規模が大きければ、それだけ影響力が大きい、というのは当然のことで、時間がかかるのは仕方のないことかもしれませんが。
またこの業界は、今までIT化・web化が進んでない分、やり放題なので、自分の力で組織を良くしていきたいと思う方にはおすすめかもしれません。現在、会計業界でもAIの波が来ていますが、AIによる自動化がしやすい業界だと思いますので、ますます変えることが重要になってくると思います。
もちろん、これは事務所の所長がどんな人かに寄ります。何も変えたくない、今までのままでいいという考えの所長の下では変わることはないでしょう。
私自身、WEB関係の担当を任せてもらったので、自分の力で良くしていけたらと思っています。
以上、簡単ではありますが、三点となります。
会計事務所を目指す方のお役に少しでも立てれば幸いです。
さいたま市で税理士をお探しの方は中央みらい会計事務所まで!