こんにちは!今回のブログを担当します稲見です。
一頃に比べ、気温も段々と下がり、季節も夏から秋へと近づいている感じがする今日この頃。
秋と言えば、スポーツの秋や、食欲の秋など、以前から「〇〇の秋」と表現されることの多い季節です。
その「〇〇の秋」の一つに、読書の秋も挙げることが出来ると思います。
私も通勤時間などを利用しながら、よく本を読みます。
ジャンルとしては、日本史が好きなので、幕末を中心とした歴史物をよく読んできました。
そんな私が最近読んでいるのが、井沢元彦さんの『逆説の日本史』シリーズです。
このシリーズは、日本の歴史を、それこそ弥生時代のような初期の頃から、井沢さんなりの解釈で考察していくものです。
読んでいくと、教科書などではあまり触れられないが、よく考えてみたら不思議なことなどについて、井沢さんが独自の見解を示しています。
少し例を挙げますと、邪馬台国の読み方(「やまたいこく」)が実は違ったのではということや、
出雲大社の参拝方式(二礼四拍手一礼)が他の神社と違う理由などについて、記述がされています。
このような、よく考えると不思議なこと、に関する井沢さんの見解の中で、一番印象に残ったのは、お米に関する話です。
日本では、お米の産地として思いつくのは、新潟や山形、北海道など、どちらかと言えば寒い地方です。
ただ、本の中で井沢さんが指摘されるまで気にも留めなかったのですが、世界に目を広げると、状況は全く変わります。
世界的にお米のよく取れる地域を思い浮かべてみると、タイやベトナムなど、どちらかと言えば、暑い地方が多いことに気づきます。
どうして、日本では寒い地域がお米の産地となり、海外では暑い地域なのか、この点についても、井沢さんなりの見解に基づき、その理由が考察されています。(記述されている理由については、権利関係などが絡みそうなので、あえて控えさせていただきます。すいません)
このように、日本史の常識とされていた部分が、実は本当にそうなのか、という点について独自の見解が示されていて、個人的にはかなり面白い本だと思います。
もし、歴史に興味がありましたら、一度読んでみることをお勧めします。
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