おはようございます!本日ブログ担当の澤野です。
突然ですが、男性が育休を取得するのはハードルが高いと思っていませんか?
産休や育休は女性のための制度だと思っているかたも多いと思います。
実際、育休の取得割合は厚生労働省の調べによると女性が8割に対して、男性は1割ほどです。
しかし、政府は2025年までに男性の育休取得割合を3割まで引き上げることを目標にしているため産休や育休に関する法律は男性がより育休を取得しやすいように年々改正されています。
そして2022年10月から新たに「産後パパ育休」が新設されます。
現行、男性向け育休である「パパ休暇」というものがありますがこちらは廃止されます。
では「産後パパ育休」とは普通の育休と何が違うのかということですが、ポイントは取得出来る回数にあります。
通常、育休は子ども1人につき1回までしか取得出来ませんでした。男性には産休がないので、実質子どもが生まれてから通常の育休を1回しか取得出来なかったのですが、現行のパパ休暇は妻の産後に1回、さらに通常の育休をもう1回、合計2回に分けて育休を取得出来る制度です。
そして、今回の産後パパ育休は、妻の産後に2回、さらに通常の育休をもう2回、合計4回に分けて育休を取得出来るようになったのです❗️
女性についても同様に産休1回、通常の育休を2回に分けて取得出来るようになります。
今までの育休ですと男性にとっては長く仕事を休めないため取得が短期間だっり、そもそも取得自体を諦めていたところを、今回の制度で短期間休んで職場に復帰、その後妻と交代でまた短期間休んで復帰と言うように繰り返せるので夫婦で協力し仕事と育児の両立がしやすくなります。(もちろん、妻が専業主婦であっても取得可能です)
制度のより詳しい内容は厚生労働省のホームページなどに紹介されています。
今回の改正がより広く認知され、育児に参加する男性が増えれば良いなと思い、紹介しました。
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